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備忘録

色彩検定2級合格までの勉強法

みなさんお久しぶりです!
ブログ更新が半年以上開いてしまいました!

私事ですが、今年の夏に色彩検定2級を受験し合格することができました。

色彩検定2級の勉強をするにあたり、過去の受験者の先輩方の勉強法等をネット上で調べて回り、参考書を選び、勉強をして臨みました。

本記事では、今から色彩検定2級の勉強を始める方や、勉強のイメージを知りたい方向けに、私が勉強した時間や方法を書き記しています。
参考例は1つでも多い方が良いと思いますし、本記事が1人でも多くの方のお役に立てることを願っています!

色彩検定とは

まず始めに色彩検定について簡単に概要を説明します。

色彩検定とは、文部科学省後援で、色の基礎や配色技法(色の組み合わせ方)や専門分野における利用などを幅広く学習します。
ファッションやデザイン関係のお仕事をされている方にとっては、しないよりしたほうが絶対にプラスな学習内容及び資格だと思います。
級は高難易度からだと1級、2級、3級、UC級(2018年新設)になります。
級別の説明は下記の通りになります。(色彩検定公式HPより引用)

1級:プロフェッショナル向け

色彩と文化、色彩調和論、測色、色彩とビジネス、ファッション・ビジネス、景観計画における色彩基準など。2級と3級の内容に加え、以上のような事柄を充分に理解し、技能を持っている。

2級:実務に応用したい方向け

色のUD、照明、表色系、色彩調和、配色イメージ、ビジュアル、ファッション、インテリア、景観色彩など。3級の内容に加え、以上のような基本的な事柄を理解し、技能を持っている。

3級:初めて色を学ぶ方向け

光と色、色の分類と三属性、色彩心理、色彩調和、配色イメージ、ファッション、インテリア、など。以上のような色彩に関する基本的な事柄を理解している。

UC級:一般社会人・公共、福祉、設計者など

色が見える仕組み、ユニバーサルデザイン、色覚の多様性、高齢者の見え方など。配色における注意点や改善方法理解している。

各級の受験時期や方式は下記の通りです(2022年時点)

色彩検定受験詳細

本記事は「2級」受験に関する勉強法について説明しています。

使用した参考書

私が2級合格の勉強のために使用した参考書は下記の通りです。

  • 色彩検定公式テキスト 3級編
  • 色彩検定公式テキスト 2級編
  • 最短合格!色彩検定2級・3級テキスト&問題集(ナツメ社)

使用参考書

3級の勉強の是非

私が使った参考書を見て「え?2級なのに3級も勉強したの?」と思われた方がいらっしゃったのではないかと思います。

結論から言いますと、「より深く色を勉強したい」方や「本気で色について理解したい」方は3級も勉強した方が良いと思います!
逆に「会社にとりあえず取れと言われたから合格さえすれば良い」方や「色にそんなに興味はないけど諸事情により受験しなければならない」方は2級のみ勉強で良いと思います。

私が2級の勉強法をネットで調べた時に、「2級にフルコミットして勉強した方」と「3級内容をおさえてから2級を勉強した方」の2種類に分かれていました。
私は、純粋に色の知識を少しでも大きく深めたいという気持ちがありましたので迷いなく後者を選び「3級内容→2級内容の順で勉強し、2旧受験をする」という方向でいくことにしました!

実際には、3級は2級の内容を手前から優しく教えるだけでなく、2級では教わらないことも内容に含まれています。
私自身、3級から勉強することいより、知識も深く盤石なものになった気がします

勉強時間

まず時間ですが、私は6月26日受験者でした。そして勉強を開始したのは3月上旬でした。

日々の勉強時間は
①朝の30分程度で、勉強しない日と最後の1週間までの期間を考慮して日数をざっと計算しますと
30分×100日で3000分=50時間
②最後の1週間平均4時間くらいしたので
4時間×6日=24時間
①+②で正味74時間でした。(しっかり日々記録していないので多少変わります)

私の場合は、勉強する期間は長いほうだと自分でも思います。長く、短時間勉強をコツコツ積み上げていくというやり方です。人それぞれ、「短期間集中型型」や「前日徹夜しまっせ型」の方もいらっしゃると思います。ですので、私の合計時間はあくまで参考程度にしてもらえればと思います。

勉強サイクル

上記の時間内でどのような勉強をしたのかを説明します。

①「公式テキスト3級編」を一通り読む。単元が終わる毎に「テキスト&問題集」の該当する練習問題を解く。
②「公式テキスト2級編」を一通り読む。単元が終わる毎に「テキスト&問題集」の該当する練習問題を解く。
③「テキスト&問題集」を一通り読む。
④「テキスト&問題集」の模擬試験3級、模擬試験2級を解く。
⑤「公式テキスト3級編」を一通り読む。(2回目)
⑥「公式テキスト2級編」を一通り読む。(2回目)
⑦「テキスト&問題集」の模擬試験3級、模擬試験2級を解く。
⑧⑦で洗い出した弱点部分を「公式テキスト」や「テキスト&問題集」で読み直す。

「やりすぎじゃない?」や「もう少しやったほうがいいのでは?」等ご意見あるかもしれませんが、赤裸々に公開しました。
勉強し始める方たちにとってみれば、このような情報も貴重だと思いますので。
↑私も当初こんな情報欲しかったけど、色んなブログ記事探しましたが見つかりませんでした(^_^;)

効率UPちょこっとアドバイス

これは色彩検定に限らず、他の勉強にも使えると思いますが、問題を解いて後で見返す時のために使えるアドバイスです。
たいていの人は練習問題や模擬試験を解いて解凍を見て採点(丸付け)すると思います。(私は消せる蛍光ペンでチョンっと印つけて、解けるようになったら消してます)
そこで、間違えた問題の設問番号付近に印をつけておくと、後で自分が間違えた問題をピックアップして効率よく再トライできます。
これをしておくと、時間が取れない時に自分の弱点問題だけをザッと「解けるようになっているか、まだ解けないか」の視点で見直せます。

桃色は1回目、黄色は2回目間違った設問

まとめ

色彩検定では色の基礎から、配色技法(色の組み合わせ方)、専門分野における利用などを幅広く学習します。

私は2級を受験するにあたり、「色彩検定公式テキスト 3級編」「色彩検定公式テキスト 2級編」「最短合格!色彩検定2級・3級テキスト&問題集(ナツメ社)」の3冊の参考書を使って正味74時間勉強しました。


2級のみを勉強される方もいますが、私は3級の内容も勉強しました。
3級から勉強することいより、知識も深く盤石なものになった気がしますし、得点率は9割にもなりました。
より深い知識を付けたい方や、もっと先を目指したい方は3級内容も勉強することをおススメします。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事が1人でも多くの方のお役に立てば嬉しいです!!!(^_^)

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